2015年、国連は持続可能な世界を実現するために、
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)を定め、17の目標を設定しました。
政府・企業・自治体・そして私たち一人ひとりが、
「誰も置き去りにしない」世界を目指すための行動目標です。
SDGsは、印刷業界やそのステークホルダーに関わるとても重要な目標であり、
私たちはその目標を達成する責任を果たしたいと考えています。
水なし印刷は、一般的な印刷に使用される湿し水の代わりに、撥水性の高いシリコンを使用し、凹部のみにインキが流れるしくみで印刷を行います。有害な物質が多く含まれている湿し水を使わず、廃液を出さない水なし印刷は、環境対応型印刷として最も注目されています。
課題 | 負荷低減の内容 | 貢献項目 |
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大気汚染 化学物質汚染 |
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地球温暖 |
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資源の枯渇 |
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水質汚濁 |
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廃棄物の発生 |
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資機材の交換 |
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働き方改革 |
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一般的に使用されるインキは、印刷中に大気汚染の原因ともなるVOC(揮発性有機化合物)を排出するため、問題視されるように。その点、当社で使用しているノンVOCインキは、印刷中に大気汚染の原因となるVOC(揮発性有機化合物)成分ゼロの環境に配慮したインキです。
FSC®(森林管理協議会)から認証された森林により作られた製品が、森林資源の保護にはリサイクルしかないという固定観念を破り、環境保全の新たな物差しとなっています。消費者にとっても、森林認証製品を選ぶことが「地球環境保全」に役立つのだという機運が高まっています。私たちは「FSC®森林認証」を取得し、積極的に推奨しています。
LED(発光ダイオードの略称)は、蛍光灯に替わる発光体として注目されています。従来の蛍光灯が消費する電力量に対して半分以下で済み、CO2削減の効果が得られると共に、平均寿命も蛍光灯(平均4年)に比べて平均12年と3倍の耐久性が得られる発光体です。私たちは、保木間プリテックセンターでLED照明を採用しています。
グリーン電力とは、風力・太陽光・バイオマス・地熱・小型水力などの自然エネルギーを利用して、CO2を排出しない方法で得られる環境対応型電力です。日精ピーアールでは全社で、年間30,000kWhをバイオマス発電によるグリーン電力でまかなっています。
地球温暖化問題や印刷における森林への影響については
樹木の生態の専門家である【日本の希少薬木を守る会】の尾瀬会長に
顧問としてアドバイスをいただいています。
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